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story
静寂からの… 9話





二人の世界に入ってから、何時間立っただろうか…


「んー…レンー寝れないよぉー」


などと言っても、レンは一向に帰ってこない。
まだかまだかと待っている時間がもどかしいと言うかなんと言うか…


「よしっ!」



バタバタ


ドンドンドン


「レーンーっ!早く寝ようよ〜っ!レン居ないとリン寝れないじゃんかぁっ」
「あぁ…ごめん。マスターが眠たいって言わないからずっと話ししてたんだよ。今マスター寝るだろうから、リンは少しだけ待ってて?」


「……はぁ〜い。」

なんだかとても眠そうな声でそう言って、俺の横に来た。
なんだか甘えている猫のように見えた。

「レンすまない…ついつい話が盛り上がってしまって。」
「いいんですよ。俺だって話してて楽しかったですし。」
「ならいいんだが……………そこに居るのはリンかい?」
「あぁ。うん。マスター来るまでちょっとまってもらってたんだった。…リン?」

と声を掛けたが何も反応しなかった。

「リン〜?…………ありゃあ。これじゃ今は起きないなぁ。」
「え?寝ちゃったの?俺がおぶって行こうか?」
「あ…俺がリンおぶって行きますよっ!ほら…マスターだって眠いでしょ?」
「まぁそうだけど…」
「ならいいでしよ? ……………よいしょっと。んあぁ、マスターおやすみなさい。」
「だいじょうぶかい?」
「だいじょぶだって!心配は要らないよ。」
「そうか。レンも男だもんな!それじゃあ、リンは任せるよ〜。お休みな。」
「はい。」


「全く。ちゃんとねろって言っとけばよかったかなぁ?」

にしても起きない…
いつもなら抱っこされた瞬間に怒ってとびあがるのに。
よっぽど眠かったんだろうなぁ。

「よし。戻るか。」






あれ?
リン少し重くなったかなぁ?












なんかこの小説のこといつも忘れるんだけど


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あきゅろす。
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