君は美しい(仮)
始まり
美しいものが好きだ。
それは名のある巨匠の名画だったり、老いた女性の皺だったり。
整然とした数列だったり、運動後の汗だったりする。
僕の美的感覚が、世間一般的なものと違うことは度々あった。
誰もが賞賛するものを、美しいと感じるときもある。
誰も気付かなかったものを、美しいと感じるときもある。
誰にも見向きされぬものを、美しいと感じるときもある。
それゆえに、僕は変わり者とされた。
しかし他の者の意見はさして関係ない。
僕は、自分の美しいと感じた心を大事にしていれば、それでよいのだから。
さて、ここではどのようなものを見つけられるのだろうか?
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