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短編。
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バレル義兄。

「兄貴。」
「ん――どうした?バレル」

この現状は何だ!。バレルは自分の兄を足蹴にした。ドカドカと蹴る、最中 は、きゃー痛いvVと、言いながら余裕を持て余しながら、騒いでいる

「膝の上に乗せてるだけじゃん?」
「そこが、問題なんだ兄貴」

右ストレートが綺麗に入る。グフゥなんて騒ぎながら、笑っている。頭の螺子が既に外れてしまったらしい。

「今日はクリスマスだしさ、昔話に花を咲かそうぜ」

新品のワインのコルクを捻り開けると、手近にあるワイングラスに2つ注ぐ。赤紫の液体が、均等に注ぐと片方をバレルにもう片方を自分に渡す。

「男ばかりの軍だし。今晩ぐらい、割り切って家族として扱え、バレル」

ワイングラスを傾け自分の口に含む。グイっと、 がバレルを引き寄せて、無理矢理バレルの口内に流し込む。
口の端から少しだけ赤紫の液体が滴れども、そんなのは気にせず は全て流した。

「この、クソ兄貴!!」
「今日ぐらいだって。」

酔っ払いめ。と毒を吐きながら、ワイングラスを手に取り一気にバレルが、飲み干す。ケタケタと が笑うと、もう一度、蹴られる。

「笑ってるんじゃねぇよ。」
「うわぁ、バレルが言ったvV」

また、足蹴にされるのは言わずもがな。だ。


あきゅろす。
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