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図書館シリーズ。


容疑事態が風評から発生したようなあやふやな話だから、出頭命令に不服申立てして法廷に引っ張り出せば必ずこっちが勝てる。しかし、そのためには当事者である佐藤と小牧の申告が必要だ。図書隊で代行しようにも二人の委任状が要る。」
「堂上教官、佐藤の姉の話…。」
「そうだった、隊長。佐藤の姉に連絡を入れてくれと。」
「…仕方ない、取り敢えず連絡を入れるか」
「そうですね。」
「笠原、佐藤から連絡先を聞いたか?」
「……聞いてません」
「馬鹿が!!佐藤の携帯を借りないんだ!!」
「あ、私。保さんなら知ってる。……でも。確か佐藤の家も防衛員の話」
「まぁ、お兄さんも特殊部隊みたいだし。まぁ隠してくれるはず!!」
「取り敢えず連絡を入れろ」
「…もしもし保さん?柴崎です。良化委員会の査問に合って……そう、未成年者及び障害者への人権侵害。……佐藤の証言が大阪に?……今から此方に。……なら今日直ぐになら、9時までに着く。東京に居るんですか。なら連絡先を……あ、入れてくれます?ありがとうございます。…………佐藤のお姉さん、今から来れるって。」
(今から!?)
(関東で仕事をしてるからって。)


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あきゅろす。
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