図書館シリーズ。
。
ある日、人事に呼び出され、何が起きるのだろうと予測を立てていた。
「佐藤希さん。はい、どうぞ。」
と、言い出しそうな勢いで書類が手渡しされた。遠慮なくペラリと開けてみれば、味気ない一言。
図書館特種部隊への配属を命ずる。
「へ?…」
「三十分後に基地司令室へ出頭してください。」
「私の他には?」
「笠原郁一等図書士、手塚光一等図書士の二名もです。」
手塚一士。と聞かれて、パッと顔が出てこないのは、班の違いも有る。
「…ま、同期だから、分かるよね」
なんて曖昧な考えを持ち笠原を探そうと決めた。
(笠原)
(佐藤、アンタも!?よろしくね、同期。)
(こちらこそ、笠原一士。)
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