図書館シリーズ。
。
「希？」
「何？兄貴。」
「こら！！いつも、呼び捨てにするなって言ってるだろうが。ほら、た・も・つ!!って言う名前があるんやさかい。」
「へぇー、保さん、って言うんですか。」
「柴崎、気を付けておいたほうがいい。手塚と同じのプチ堂上だからな。」
「そう。堂上教官は、私好みだからいいんだけどね。」
「で、そちらの彼女は？」
「同僚、兼ルームメイトの柴崎さん。」
「希の、仕事がんばってる？」
「まぁ、レファレンスとか、閉架式での作業とか、レスポンスは、上官以上に早いですし。とても、役立っています。」
「役立ってるって。」
「あとは、日本十進分類法に関しての教育が。鬼。」
「鬼っていうな。」
「クマ殺しハンター」
「…！！それは、余計」
「どうかした？」
「いや、なんでもない。」
「分類法とかに関しては、俺が全部教えたから、出来てなかったら怒鳴る所やった。」
(さんきゅ、柴崎。)
(あんたも、今度奢りなさいよ？)
(ケーキで勘弁。)
(希。191)
(教義・キリスト教神学。)
(じゃぁ、203)
(参考図書。レファレンスブック…って、柴崎。あんたも私で遊ぶな。)
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