[携帯モード] [URL送信]

図書館シリーズ。

「こちらこそ、よろしく。」
「いえ!、そんな」
「何か手伝おうか?布団とか一人じゃ…。」
「三正に手伝ってもらうなんて、とんでもないですって。」
「ほら、でもこれから一緒の部屋なんだし。仲良くやろうよ」
「いえ、同期の市長に手伝いを頼んでありますから、大丈夫です」
「やっだぁ、あたしや佐藤の立場も少し考えてよー、同室になるのに同期の手伝いもしなくて部屋でふんぞり返ってたなんて、ほかの子から見たらあたし達感じ悪いじゃなーい」
「あっ、すいません……。そこまで考えてませんでした」
「手伝うよ。いい?」
「すいません、じゃあ。」

(佐藤、ひとりで大丈夫なの?それ結構重そうよ)
(だいじょーぶ、これぐらい。戦闘職種の女はこんなことしかできないから。いいよ。)
(とりあえず、あとで水島さんの歓迎会しないと。ケーキはすぐに準備できるけど、今日がいい?)
(佐藤のケーキ美味しいのよ。水島さんも食べないともったいないよ?)
(きにしなくてもいいよ?私がしたいことだから。記念日にきちんとお祝いできることは幸せなことなんだよ)


[*前へ][次へ#]

あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!