[携帯モード] [URL送信]

図書館シリーズ。

「なかなかの訓話を垂れるようになったじゃないの。堂上三正」
「もう、やめてよ。自分でも恥ずかしいんだから」
「なら、するなよ。」
「なんか、あたしたちが入隊した頃の二人に追いつかないや」
「だな。でも、俺たちはおれたちのベストを尽くせばいい」
「あぁ。自分なりのやり方を探せばいいだけだ」
「それに俺たちは新入隊員入らないと部署で後輩を持つ立場にならないしな堂上一正も小牧一正も防衛部から舞台入りしたって言ってたろ?仕事で下士官の面倒を見た経験を持っているかどうかの差は大きい」
「そっか、新隊員で特殊部隊抜擢ってそういう不利益もあるんだ」
「今更。」
「佐藤一言ひとことが冷たくなってない?」
「そう?」
「今年俺たちに新隊員の教官役が回ってくるのも下士官の指導や何かの経験の意味があるはずだぞ?」
「何とか人員把握して訓練つけなくちゃって考えてなかったよー」
「馬鹿。…でも、それが笠原のいいとこだと思う。」
「…なに。今更ツンデレキャラに転身しないでよ」

(ツンデレ?なにそれ、おいしいの?)

[*前へ][次へ#]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!