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図書館シリーズ。

「堂上教官ー!」
「ぐっ、佐藤隣来て」
「おそい、不自然だ。」
「堂上教官お隣よろしいでしょうかぁ?」
「佐藤二正。隣いいですか?」
「え、あ。山之内、だったな。どうぞ。勝手に座れ。」
「じゃあ、俺柴崎三正のお隣構いませんか?やー光栄です!柴崎三世とご一緒できるなんて」
「吉田一士」
「あ、はい佐藤教官。」
「うるさい、静かにしてくれ」
「あ、はい。」
「山之内一士。吉田一士をどこかやってくれ。」
「吉田ァ。アンタ一時期とはいえ情感だったあたしを向かいに据えてあたしは丸無視かいっ!」
「いえ、そんなっ。堂上教官にも久し振りにお会いできてうれしいです。」
「『にも』ってあたしはオマケか!」
「ぷっ。」
「どうして、佐藤が笑う」
「いや、入隊直後にこんなことあったなって。」
「ほら、はがき書いたけど、こんな内容じゃ親に連れ戻されるからって」
「あぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁ。なんで覚えてるのよ」
「覚えてる。きちんと、」
「笠原。あんた訓練機関によっぽどしぼったんじゃないのー?」
「柴崎はこいつがどれだけバカだったか知らないから言えるのよ!ほんと調子だけよくて考えなしで、訓練機関が終わって手放すのが不安だったくらいよ!」
「「ぷっっ」」
「あの。堂上一正は何か…。」
「佐藤二正」



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あきゅろす。
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