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図書館シリーズ。

「ナースセンターで消毒と絆創膏もらって「失礼。」…な、佐藤!?」
「はアい、消毒液と絆創膏一丁お持ちしましたー」
「キャ―――ッ!?」
「煩い笠原、黙れ」
「いっ、いっ、今のっ……」
「いい見せ物だったわねえ。はいその分不相応な真似をしようとした愚かな手を出しなさーい」
「ギャ――ッ!?」
「遠慮なくいつもより、多い目に噴出してます。消毒液。」
「お前そんな冷静でいるよな?」
「ボケとツッコミが居るんで、傍観者でいいかな。と。」
「笠原さんが来てるから帰ろうかって言ってたんだけどね?」
「待機しておいたほうがいいと判断して待機してました」
「要らん気遣いすんな佐藤!来た時点でフツーに入ってこい、フツーな!こいつが怪我するまで待つ必要がどこにある。」
「これも、笠原には必要な学習かと思いました。」

(佐藤!一言多い!)
(とりあえず、落とした果物とナイフの片付けしてきます。)
(リンゴも洗って持ってこい、俺が食う)
(……洗剤で?)
(馬鹿もんが!水洗いだ!)
(東京湾の海水で?)
(給湯室で水洗いしてこい!)
(りょかい。笠原思われてるね)
(ヤダもうっ…!)
(ぐはっ。)
(バカ!)

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あきゅろす。
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