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図書館シリーズ。

「あ、もしもし。結構お話が飛んじゃっての登場の佐藤です、現在、図書館革命の100ページ超えたところでしょうか?」

「……えぇ、そうですね。うん。出前ですね、笠原さんあての……はい、じゃあ30分程で出来上がりますので、お待ちくださいませ、」

「……柴崎、お願いがあるんだけど。うん。うん。そう。だからね、うん。ホラ、かんど美味しいの作るからさ。いい?じゃあ……あ、ごめん、誰か来たから切る…って柴崎。鍵を使え。詳しい話は中でするから。」
「通販の宅急便を装って稲嶺顧問のお宅に入り込むだなんて。」
「いいじゃない。入るのは私、運ぶのは特殊部隊だし。」
「まぁ。」
「まぁ。って結構さっぱりしてるよね、柴崎」
「とりあえず箱は用意出来てるし、大きなレコードセットってアレにも書いちゃうし、サッサと早くに着かないと怪しまれる。」

(佐藤は大丈夫なの?)
(まぁね、箱とかトランクとかが好きだし。)
(そ。じゃあ、いいよ。頑張ってね)
(柴崎からそんな素直に言うなんて、怖い。)
(怖いとか、珍しいわね佐藤にも有るんだ。怖いの)
(今の柴崎が怖かった。)

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