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図書館シリーズ。

「よし。ひとまず当麻先生には寮の客室に警護付きで泊まっていただく。敬語は隣室待機を基本とし深夜番は二人交替で小牧・手塚と笠原・俺だ。当麻先生がお休みになるまでは佐藤と他班の人員を借りて交替制だ」
「除け者デスカ」
「昼時との連絡番を佐藤には任そうと思う、他の班とがメインになるが、すぐに呼び出したりするつもりだ。」
「そ。」
「しかし、『図書館の自由法』の拡大解釈で作家を守るとは言っても、具体的な解決方法はどうなるんですか?」
「笠原、そんなに珍しそうに手塚を見るな、穴が空く」
「佐藤!?」
「空くか、穴なんか。」
「言葉の比喩表現だ。」
「で、何だよ」
「いや……あんたでも分からないことがあるんだなーって」
「言っとくけどお前と同じレベルにすんなよ!それだけこの問題が高度だってことだぞ!」
「柴崎わかる?」

(まぁこうなるかなって見方くらいね。彦江指令稲嶺顧問にも迎えの車出してたし、緒形隊長代理含めての会議でラインは固まってくるでしょ)
(手塚が負けてる)
(じゃあ佐藤はどうなんだ)
(粗方理解してるけど。会議には法務の専門家が必要、だけど)
(だけど?どうしたのよ)
(次回に続く)
(おい!!)

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