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図書館シリーズ。

「なぁ、佐藤。」
「何?手塚。」
「子どもは好きか?」
「……おすすめは笠原。笠原を見てれば学べるようになる。子どもの視線を忘れた大人は、特にね。多分柴崎も同じ事を言うなはず。」
「結構曖昧だな。つうか、答えろ。」
「まぁ、柴崎は何か隠してるみたいだし。人間嘘を着くと視線が右に行くらしい。……」
「!?」
「読み聞かせのために?」
「あぁ。」
「手塚はいつだっけ?」
「五日目。」
「そう。へぇ。」
「そういう佐藤はどうなんだ?」
「4日目。」
「何か考えてるのか?」
「色々と。それなりに。本は読まないよ。因みに私。」
「じゃあ何をするんだ。」

(…………ぷ…ん)
(は?)
(…ぷろんで……)
(え?何て?)
(エプロン一つとフェルトと電池で付くランプで。乗り切る。)
(乗り切る…!?)
(うん。…で、手塚は?)
(考え中。)
(頑張ってね。柴崎の手伝い。)
(お前っ!!)
(風の噂。)
(何処まで知ってるんだ、佐藤?)
(何処までだろうね)

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あきゅろす。
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