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図書館シリーズ。

「指示何て?」
「タイミングをずらして、入る時は他の利用者と紛れるな。三人だけのタイミングで入館しろ。それだけ化けたんだ、精々目立て、だって。」
「(笑)」
「やっぱり見惚とれてたんじゃない。ねぇ?」
「そうじゃない?」
「これから仕事ってときにからかわないでよ、慣れない餌になりに行くってのに!」
「入館者が途切れたわ、行くわよ。」
「無難な話をして、行こう。」
「あ、うん。佐藤、柴崎、待って。」

(ねぇ、昨日何見た?)
(……テレビジョン。)
(そういうのじゃなくって。あんたってば、何ボケてるの?)
(ボケてなんかない。テレビジョンしか見てない。)
(それはつまり、いい番組が無かったってことでしょ?)
(……そう。ところで待ち合わせ、どうする?)
(じゃあ、一時間後に入り口ね!!)
(うん、また後でね。)
(一時間後にキチンと来なさいよ!!。)
(多分大丈夫。迷わない。)
(え、そっちの心配!?)
(あぁ、……まぁね。迷いやすいから。)

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あきゅろす。
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