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図書館シリーズ。

「正式な依頼は追って出るでしょうが、まずはあたしがここと親しいので先触れってことでー。今回犯人が小牧上官の逆鱗に触れてるので出張るのはこの班になるでしょうし」
「図書館でなんちゅうハレンチな。」
「結構死語だよな。」
「るさいですよ、教官。セメントに沈む?」
「遠慮しとく。」
「けっこ多いよねー、本屋とかも」
「ああ、うん」
「まさかこんなところで、って油断もあるし、利用者も本を見るのに集中してるから足元は意外と無防備なんですよね。これは館員や書店員にも言えますけど。図書館ではありませんけど、書店ではあたしも何度か撮られたことか。ほら、こんなに美人だから?」
「そう。」
「あんたも、一回や二回はあるでしょ?」
「何回か会った。」
「え?佐藤?」
「被害に何度か有ったな。と思い出して。」
「どこで?」
「第一図書館。それに実家の方でも。実家の方は姉が警察に引き渡したけど。流石に、姉の居ないここじゃあ、ね。男として生活してるか不明だけど。(黒笑)」

(佐藤が!!)
(そういや、稲嶺司令誘拐の時も全員、悶絶してたね。)
(蹴ったから。)
(痛っ。想像だけで痛い。)

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あきゅろす。
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