図書館シリーズ。
。
「暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇。」
「……佐藤かその声？」
「暇……いえ、違います。」
「おい、嘘だろ。」
「嘘ですが。脳震盪を起こされた堂上上官。」
「皮肉屋だな。」
「それがウリなんで。すみません。」
「此処はどこだ。」
「救護室でございますが。何か？」
「お前は何をしてるんだ？」
「電解水の点滴を上官が倒れてからずっと受けてます。」
「お前、食べてないんだな。」
「お茶碗一杯。」
「それを何日で、だ？」
「二、三日で。」
「食え！」
「食えません。」
「胸張って威張るな。」
「威張りたい年頃なんです。威張ったって良いでしょ。」
「良くない。」
「取り敢えず、こんなので三ヶ月以上持ってるからいいじゃないですか。」
「いいわけあるか。」
「ありますでしょう。」
(ほんとお前何を考えてんだ？)
(上官には解らない事ですかね。)
(疑問で疑問！馬鹿)
(トリアタマですもん。あ、すいませーん、終わったんで取り替えて貰えます？)
(佐藤、聞いてるのか？)
(聞いてませんよ、私の中身なんて。)
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