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◆エメラルドに垂る、(スクフラ)
服の中に侵入させた腕が脇腹を撫で上げただけで大きく震えた身体、やっぱ止めるか、と問えば恐る恐るといった様子だがゆっくりと首を横に振った。

「無理しなくていいぞ」

「へーきですー…」

「…怖ぇだろ」

「……ちょっとだけ…でも隊長やさしーですし…大丈夫ですー」

そう言って僅かに微笑んだ頬にキスを一つ落とす。擽ったそうにもぞもぞと身を捩ったフランの深緑の髪を撫ですいて、再び服の中に手を入れて捲り上げると日焼けしていない白い肌が露になった。
それにゆっくりと舌を滑らせると息が抜けるような声が上がる。

「ふぁっ…ん、ゃ…」

少しずつ上へ舌を移動させ鎖骨あたりを往復しながら胸の突起を指で押し潰すと、それまで大人しく愛撫を甘受していた身体が小さく跳ねた。

「んあ!?やっ、やぁっ…」

「ここは嫌かぁ?」

きゅっとシーツを握り締めていやいやと首を振るフラン、頬を撫でてやると手を伸ばしてぎゅうとスクアーロの服を掴んできた。
既に赤く染まった頬を甘えるように胸に擦り付けてくる様子に顎を掴んで顔を上げさせ、口を塞いでそれに応える。怖がらせないよう気を付けながら舌を絡めとると恐る恐る絡め返してきた。苦しくなる前にそれを離してやる。
しがみついてくるフランを宥めながら下の方へと手を伸ばし、そっとフラン自身に触れると小さな身体がぴくんと反応した。

「あ……ん、」

そのままそれに指を這わせ全体を優しく擦り上げると徐々に息が荒くなっていく。同時に服を掴む力も強まる。

「んぁ…ん、はっ…あう、ぁ、や」

呼吸に合わせて上がる甘い声、指の動きを変えて先端をぐりっと抉るとびくんと弓なりに身体がしなった。深緑の瞳が驚いたように揺れる。

「んゃっ!?あ、あ、あ、んんっ…ぅあ、ゃっ…ひぅ」

とろとろと溢れ出す先走りを指に絡めながら更にぐりぐりと虐めてやればびくびくと身体を震わせながらひっきりなしに甘い声。十分に濡れたところで手を離すと小さな吐息と共に名残惜しそうな声が上がった。加虐心を煽られるがまさか初めての相手にそんな仕打ちはないだろう。

「あ…ゃ、なんで…?」

「まぁ待ってろ」

うっすらと涙の滲んだ瞳で見上げてくるフランの背中に片腕を回し抱き寄せる。そのまま固く閉ざされたその場所に指を這わせるとこれから何をするのか察したのだろう、細い身体がびくっと震えて僅かに強張った。大丈夫だ、と耳許で囁いて不安を打ち消すように優しく背中を撫でてやる。
試すように何度か突き、ぐっと指先に力を入れると多少抵抗はあるもののゆっくりと飲み込んでいった。

「あっ…ぁ、はっ」

「もう入ったな」

ぎゅうと服を握ったまま浅い呼吸を繰り返すフランの耳許に口唇を寄せそう囁くとびくんと反応して中が締まるのがわかった。
奥へ奥へと指を押し進め、内を拡げるようにぐるりと動かすとその度にびくびくと身体が震える。

「…っふ、く…ぅ」

「声我慢すんな、つれぇだろ」

口唇を噛んで必死に声を押し殺すフランの口を塞ぎ舌を割り込ませ、相手の舌を絡めとり引っ張り出すと鼻にかかった声が漏れる。その間も内を犯す指の動きは止めず、中を押し拡げながら内壁を何度も擦り上げるとびくんびくんと大きく身体が跳ねた。

「…感度いいんだなぁ、お前」

「んあぁ、あ、ひゃっ…やぁ、ひっ…ぅん、ぁ、あっ……ん、ぇ?」

指を増やして丹念に内を解しながら瞳に溜まった涙を舌で掬うと意味がわかっていないのか言葉の語尾が僅かに上がった。
それには答えずに頃合いを見て指を引き抜く。
不意に質量が消え、物足りないのか収縮する中がひくひくと蠢いていた。

「はっ…ぁ」

ずっと服を掴んでいた腕を首に回してきたのを見て、ベルトを引き抜くと確認も兼ねて顔を覗き込んだ。

「…本当に大丈夫か?」

「ん…ぁ、へーき…ですよー」

だって、と繋げたところを見ると続きがあるらしい、次の言葉を待っていると朱に染まった顔を逸らしてぽつりと消え入るような声。

「隊長、ですから…」

随分と可愛いことを言ってくれる、頬に小さくキスをして自身をあてがうと首に回された腕に僅かに力が籠った。

「…力抜けよ」

「あっ…は、ぃ…んぁっ」

呼吸に合わせてゆっくりと侵入を進めていくがやはり身体は強張っていて苦しげな表情、なんとか力を抜かせようと再び口付けて舌を絡めとると拙いながらも必死に応えてきた。それと同時に身体も僅かに弛緩して、その時を狙って一気に腰を埋めた。

「んあぁっ!?ぁ、やっ…あぅ、あ、は」

必死に呼吸を整えようと胸を上下させるフランの髪に指を差し込み落ち着かせるように撫でる。快楽に潤んだ瞳がスクアーロを映して、艶を含んだそれに己の欲が膨らむのがわかった。

「ぁ…おっきくなっ、た?」

「…お前が可愛いからな」

「え…ぁ、やっ!?」

唐突に動き出して驚いたのだろう、びくっと身を跳ねさせて腕に籠めた力を強めぎゅっと抱き付いてくる。
何度も往復させる度に少しずつ切羽詰まっていく嬌声。

「あっ、あぅ、ぁ…、だめ、なんか変っ…変な声、でる…っやあぁ」

「変じゃねぇよ、可愛い」

「そんな、の…んぁっ、ひゃんっ…ふあ、ぁんっ、あっ」

突き上げては腰を引き、引いては突き上げてを繰り返すと不意に一際高い声が上がった。再び腰を引いてぐっと突き上げるとやはり反応がいい。

「やあぁっ!あっあっやっ、だめ、ぅあっ…はっ、ぁん!おかしくな…んぁ、ひっ」

「いいぞ、おかしくなっても」

「あうっ、あ!やっ、んっ、ひぅ…みぃが、だめなんです…ぅ、んぁっ!」

言葉とは裏腹に熱く絡み付いてくる肉壁を擦り上げ、抉り、突き上げるときゅうきゅうときつく締め付けてくる。中へ中へと誘うように引き入れくわえ込んで離さないそれを容赦無く攻め立てればぽろぽろと涙を溢しながら必死にしがみついてきた。

「ひっ、ぅん、も、だめ…れす、っあぁん!」

「あぁ、今イかせてやるから」

「ふぇ?…っあ、ひぁ、やああぁっ!」

少し腰を引き反応の濃い場所を狙って一気に突き入れるととうに限界がきていたようで勢いよく白濁が弾ける。同時に一際強く締め付けてきた体内に己の欲も解放され、それすらも反応した小さな身体がびくびくと弓なりにしなった。

「はっ、は…ぁ、ん」

一気に力が抜けて弛緩した身体に腕を回し抱き締める。
必死に呼吸を繰り返す口唇を指でなぞり、触れるだけのキスを贈るとぼんやりとした瞳がじっとスクアーロを見つめた。
どうかしたかと首を捻れば今までで一番強い力で抱き付いてきて思わず笑みが溢れる。

「どうしたぁフラン」

「…しばらくぎゅってしててくださいー」

「はいはい」

「……大好きです」

言われた通り抱き締めたまま背中を撫でているとすりすりと甘えるように胸に擦り寄ってきて、常に遠慮せず来ればいいのになと胸の内で小さく苦笑した。





fin.





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当サイト初の裏小説です。でも…なんか…
あんまり萌えない←
自分で書いても微っ妙な感じですね…誰か書いて見せてくだs(殴
ちなみに「垂る」は「しずる」と読みます。これ読めた人いたかな…

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あきゅろす。
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