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双子の片割れと過去









(さぁ今日は何をしようか…?…志紀)

「そうだなぁ…トリイは?トリイは何がしたい?」

(ん〜じゃあ、どうして志紀は、車に跳ねられる様な事をしたの?僕はそれが知りたいな)


この世界で、夢だけで会える僕の双子の兄、鳥居(トリイ)。



姿・形は僕と一緒だけど、瞳の色は僕とは違い黒色だ。

そこが唯一、僕と鳥居が違う点。



「…トリイに会いたかったから…」

(そんな膨れっ面しないの(苦笑)それはそれで嬉しいケド…それだけじゃないでしょう?)


的を射た鳥居の言葉に、僕は言葉を詰まらせた。




「…トリイ以外に信じられる仲間が出来たんだ…」

(うん…志紀はきちんと報告してくれたよね…僕も反対しなかったね)


うんと頷く僕。


僕と虎威達が出会ったのは、鳥居が死ぬ3ヶ月前。

家から追い出された僕は、深夜の街を歩いてたんだ。
















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あきゅろす。
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