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不老不死のイケメン少女
1−1
Noside

ザッザッザッ

ここはとある森。

ここは滅多に人が寄り付かない。

だがそんな森に二つの影がある。

「なぁ名前2。次の依頼はどこだった?」

「次は木ノ葉隠れの里ですよ。名前1様。」

「マジで!?よっしゃ!甘栗甘の三色団子が食える!!」

「名前1様、それは依頼が終わってからですよ。」

「わーてるよ!」

どうやらこの美しい顔立ちに綺麗な朱色の髪、そして珍しい眼をしている少女は名前1。

その横を歩く大型犬位の大きさをした銀の毛皮を身にしている狼は名前2と言うらしい。

「なぁなぁ名前2。あとどんぐらいで木ノ葉に着くんだ?」

名前1が急かしたように名前2に問いかけた。

「そう慌てないでください。およそあと15分というところでしょう。」

名前2は冷静に答えた。

「本当か!?それは!?よし!お前小さくなれ!俺が担いで走るからさ!」

「わかりました。」

そう名前2が言うとあたりに煙が舞った。

そして煙が晴れていたのはさっきの大きさよりもだいぶ小さい小型犬くらいの大きさの名前2がいた。

「よし!んじゃあ飛ばすかんな!!しっかりつかまっとけよ!!」

「承知しました。」

「じゃあ行くか!!」

そう名前1は言うとものすごい速さで木ノ葉に走った。

それは上忍も追うのがやっとのスピードだというのに名前1は余裕そうな表情で汗一つかかずに木から木へ走って行った。

大体2、3分走ると森から抜けた。

そして目の前に隠れ里があった。

火影岩に大きな阿吽が書かれた門。

ここは間違いなく木ノ葉隠れの別名火の国だろう。

「ついたァァァァ!!」

名前1はそう言うと名前2を下ろす。

すると、すぐに名前2は元の大きさに戻った。

「よし!名前2!!さっさと行くぞ!甘栗ゴホンッ火影邸に!!」

「今甘栗甘て言いませんでした?」

「いや、そんなことないぜ!!」

そうは言ったものの名前1の頭は甘栗甘で埋め尽くされているようだ。

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あきゅろす。
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