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くわばらくんとまるいくん
めりーくりすます!



「出来た…」

喜んだジャッカルを見たくて、毎日徹夜して編んだマフラー。俺のキャラじゃねぇけど大好きなハゲの為なら苦じゃない。

「っとこんな時間か、そろそろ寝ないとな。」

明日が楽しみだ。あいつどんな顔するかな…




















「おはよう。」

「おう、おはよう…っておいブン太!お前どうしたんだその顔!」

「あーうるせぇ。マジ耳元で喋んな。」

昨日プレゼントを渡した時のジャッカルの反応が楽しみ過ぎて一睡もできなかった。

「ブン太本当に大丈夫かよ。保健室行くか?」

こいつのこんな優しいとこが好き。誰にでも(特に赤也だが)優しいってのが難点だけどな。俺だけにその優しさを与えていればいい。

「おいハゲ。ちょっとツラ貸せ。」

「ちょっブン太!何処行くんだよ!」

















「ったく屋上まで連れて来てどうしたんだ?」

「おう、これ渡そうと思ってな!」

「これ…」

「今日クリスマスだろ。俺からのプレゼントだ。」

「サンキュ。開けていいか?」

「もちろん!」

「…おお…あったかそうなマフラーだな。」

「俺が編んだんだぜぃ!」

「ブン太が!そっか…ありがとな。」

ジャッカルがニカっと俺の大好きな笑顔で笑う。俺はこの顔が見たかったんだ。クリスマスくらい俺のしたことで、俺のやったものでジャッカルを喜ばせたかった。いつも俺が喜んでばかりだからな。


























めりーくりすます!
(二人で巻こうぜぃ☆)(まじかよ…)





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