くわばらくんとまるいくん
矢が刺さる
初めてジャッカルを見たとき、なんだこのチョコレートみたいな色したやつはって思った。思い立ったらすぐ行動。俺は速攻話しかけに行った。
「なぁなぁ。お前、どこから来たんだよぃ?」
「え?」
「俺は丸井ブン太。シクヨロ☆」
「よろしく…ブラジルから来たジャッカル桑原だ。」
「へぇー…ブラジルって言ったらコーヒーのうまい国だよな。」
「ぶっ、なんだよそれ。普通サッカーが強い国とかだろ。変なやつ。」
「うるせぃ!間違ってねぇだろ。」
「確かにな。コーヒーすげぇうまいぜ。」
「うあーいいなぁー。俺も飲みてぇ。」
「今度飲ませてやるよ。」
「まじで!?約束な!」
「おう!」
矢が刺さる
(思えばあれは)(一目惚れだったのかもしれない)
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