気まぐれ屋
ショッピング(雲雀寄り・ギャク?)
今日はなんと新しいショッピングモールが開店しました。
ハルを誘って新しい服やケーキ屋さんを巡る旅にでました!!
それにしても………人が多すぎる。押して押されて、どこからこんなにも集まって来るのだろうと思えるくらい凄い。
「まずはジェラート食べに行きましょう♪ここって有名店でなかなか売ってないんですよー」
ケーキ屋を見に来たのじゃないかって??いえいえ!!あたし達の大取りがケーキですから♪♪
「んーっ♪おいしっ!!」
「でしょー!!かおり…あのお店ってBerryじゃないですか??」
「ほんとだぁ!!行ってみよ??」
Berryって言うのはこのごろ流行りのブランドの名前なのです!!
結構売れてるのに並盛商店街の中じゃ売っていなかった…。
「いらっしゃいませ〜♪」
可愛い店員さん…。羨ましい!!
「かおり!!これ似合いますよ♪ぜひ来てみてください!!」
「わぁ!!お客様お似合いですよ??来てみては??」
店員さんまでハルの言葉に乗っかって話しているし。
いやいや可愛いのはあなた達ですからね??と心の中で呟いてみた。
……試着室の中。
これはちょっと人前じゃ着れないよ……。と思うくらいスカートが短くて胸元が開きまくってる。
胸がないって??言われなくても自覚してますから問題ありません!!
「三浦……かおり知らねぇか??」
その声は………??
「開けてもいいですか??」
「う……うん??」
このタイミングで開けちゃうの??まさか…………ねぇ!!
あぁ……と気づいた時にはもう空いていましたよ!!
うきゃぁぁぁあぁぁぁあ///
山本はポカーンとあたしを見ている。似合ってないって言いたいんでしょ??分かってるって!!
なんて妄想してると「これ一式着たままで帰るんで値札取ってもらえますか」って!!
支払いを爽やかに済ませた山本…恐るべき山本だ…。
「わりぃな…。かおりは貰ってくぜ??」と言われあたしの腕を引っ張って走り出した。
「ちょーッ。ハルー!!」
「また遊びに気ましょうねーかおり」
助ける気はないらしい。
「ねぇどこまで行くの??」
「んーっ??誰もいない場所??」
何故に疑問形??訳がわからないよ…。
と思っていたのに……グイッ
「………!!!?」
気がつくと恭弥にお姫様抱っこされていた!!
「おーろーしーてーよーッ」
「僕のかおりに手をださないでくれる??山本武」
いやいや……君のものでもないですからね??分かってますか!!
そんな願いも届かずに、恭弥に連行されてしまった。
「ねぇ……いい加減この態勢やめませんか??ってか降ろして下さい」
「嫌だね。次言ったら……」
咬み殺すって言うんでしょ??
もう言われ慣れてますから…!!
「その口塞ぐからね??」
うきゃぁあぁぁぁあぁ////!!
まさかのエロティク発言!!色気ありますから!!
タクシーを乗り継いできたのは…中 学 校 ??
行き先は一つ…。応接室…。
ソファの上にのせられる。抵抗すればあの世行き決定…
「その格好…誘ってるの??僕のだろう??僕だけを誘えよ??」
いつの間に恭弥のものなのよ!!山本に買ってもらったのを忘れてたし!!
「…今日から。その前に山本武に買ってもらったのを着てるんだ??」
「たまたま……ですよ??」
気に入らない。と言われそのあとは……///ね??
いつの間にか恭弥のペースにハメられちゃってました。
BackNext
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!