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オレンジの涙
ありがとう
あとさき考えないで行動したり言ったりする……あたしの悪い癖。まだ治ってなかったみたいだね??やっぱり聞かなかった方がよかったのかな??



ボンゴレの事を全て……ツナから教えてもらった。


今までの事……



それからツナがボンゴレの次期ボスになること……。




今まで戦ったりしたために傷が多かった理由さえも。




「ごめんなさい……」




あたしは聞いてはいけないものを聞いてしまって、ツナを困らせちゃったね。




ただ泣くことしか出来なくて情けないと改めて思い知らされる。




「謝らないでよ……俺はスッキリしたし!!ね……さくら??」





やっぱり優しいよ………。
ツナといるといつも心が温かくなる。包み込んでくれるような、そんな錯覚に落ちるよ。


何も出来ないけど……



「ツナの支えになりたい……何も出来ないけど……ダメ………か…な???」





ツナをそっと見てみると、困惑したような寂しそうな笑顔だった。





「ありがとう……」




「今日……一緒に寝てもいい??」




ツナが離れて行きそうで怖かったんだ。でもツナはあっさりと了承してくれた。










「………さくら??」


…………ドカッ



「ンーッ……??」



隣には倒れてるツナの姿があった。いつもの光景なんだけどね




部屋にはリボーンとディーノさんがいた。


「おはよッ♪二人とも」


「チャオっス」

「……はよ」




今日はいつもと違ってみんなで街へ出掛けることになっていた。




久しぶりの外出だったしたくさんの観光地に連れていってくれるとか♪




とりあえずハル達にお土産見なくちゃね!!

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