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オレンジの涙
助けて……
あたしが眠りについた頃…。





なんか今日のメイドの中に新しい奴がいたのは気のせいじゃなかったか??



また誰か辞めて新しい奴を雇ったのか。




でも知っている奴のような気がしたのは……気のせいだよな?





と薄々感づいていたもののやっぱりばれていないのでした。




朝起きるとやっぱり三人はいない訳で、とりあえずメイド服に着替えた。



なんだかんだでちょっとお気に入りだったり……




今日のお仕事はお昼にツナ達がいるところにお昼のお弁当を届けることになった。




正確にはメイドの皆さんは行きたがらないし、今日は部下の皆さんも忙しくて手が離せないのだ。



場所を教えてもらいあたしはその場所へと足を運んでいった。





ドンーー!!
パシッーーー!!




なっ!?



遠くから聞こえてくるすさまじい音。しかも岩らしきものがたくさん降ってくる。




あ……危ないじゃんか!!





ようやく着いたと思ってたんだけど……あたしが出れるような雰囲気じゃない。




「ボンゴレのボスになるやつがこんなので倒れるなんて情けのねぇ奴」


「俺はまだやれる」


「マフィアの世界はそんな甘くねぇからな………」




ボンゴレのボス…………??




マフィアノセカイ??





ナニソレ??




ギュッと持ってきたバスケットを握った。






……………ッ!?!?





「キャーーーッ!!」





「「誰だ!!」」


ディーノとリボーンの声が重なって聞こえてきた。



今はそれどころじゃないっ!!
さっきまでのシリアスさはどこへいったのかなんて気にしないでくださーいっ!!




「メイドさんみたいだ……よ///」


ツナが近くにいたためもぉ一目散にかけて抱き着いた。




「うぅーっ」



「どうかしたのか??」


ディーノさんはツナから即座にあたしを引きはがした。



メイド??そんなことは今はどうでもいい。とりあえずこの状況をどうにかしてほしい。




あたしはディーノさんの首に腕を巻き付けていた。



「うーーーっ」



「ちょっ…お前は一体誰なんだ!?」


「一体何があったんださくら??」



この状況で一番冷静だったのはやっぱりリボーンだった。




「「…………さくら??」」



「よく見てみろ…」



ディーノさんとツナはあまりに驚いて面白い顔だったと、リボーンから後から聞いた。

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