オレンジの涙
ぐれてやる!!
「つなぁーッ??」
暇なのでどこに出掛けようと誘ってみようかなぁ〜??
なんて思ってたのに、いくら探してもいない!!
屋敷のあちらこちらを探し回ったり、いろんな人に聞いて回ったのになんで誰も分からないの!?
その頃のツナは……
「じゃあ修業開始だ!!」
なんて山の中でリボーンとディーノ、ロマーリオとお出かけをしていたのでした。
「ちょっ…!!うわぁぁぁぁぁあ」
イッツ死ぬ気タイム!!
やっと見つかったのは、もう夜になりそうな頃だった。
「疲れたぁ……」
「ずるーいっ!!」
ツナだけみんなとお出かけしちゃってさ!!あたしだってお出かけしたいのに…。
次の日もみんないなかったので、ぐれてやる!!
あたしが向かった場所は……
初日にお菓子を焼いてくれたディーノさんの部下の人のところへと向かったのだった。
とりあえず二人でいろんなお菓子を作ったり、集まってきた人達と一緒にそのお菓子を食べながら悩み事をそれぞれ離した。
「今日はありがとうございます」
「こちらこそですさくら嬢」
みんな優しい人ばっかりでディーノさんが幸せ者だなぁと思う。
「ところでさくら嬢…明日は暇なんですよね??」
「うんっ……暇だけど??」
確かにさっきのみんなと話した時に暇だからなんかしたいなぁ…
なんて言った気がする。
それならしてもらいたい事があるんですよ…。
といわれたので、とりあえずオッケーをしてしまった。
いやぁ……。
なんであそこで「うんっ!!」
なんて言ってしまったのだろう??
あたしのばかーっ!!
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