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オレンジの涙
会いたい
「ねぇ…骸??」

「何ですかさくら??」


どうも皆様!!



あたしどこにいると思いますか??




分からないでしょ??






正解は骸の膝の上でございます。どうしてか…!?




そんなことあたしが聞きたいんですよ!!



こんなの顔が近くて、落ち着いていられないというか……



……うんっ。


とりあえずヘルプミー!!



「あたし……ちょっとこの態勢はどうかと思うのですが」



「クフフ…僕は構いませんよ」



とまぁ…永遠に続くわけです。







ふとツナやみんなの事を思い出して帰ろうと思うのだか、そう思うといつも記憶が途切れている。




あたしは一日お世話になったら、帰ろうと思っていたのだか、なかなか帰してはくれない。




……どうしよう。


携帯も見つからないし…。



「ん……」



気がつくと寝ていたみたいだ。
辺りを見回しても誰もいない…



……せ!



誰かの声がする…。




いつも聞き慣れた大好きな人の声……。





でもどうしてここに??






そんなことは考える暇がないくらい、あたしはその部屋にかけて行った。



パタンッ―――



「ツナーッ」


「さくら!!」


やっと会えた喜びでツナの所に走って行った。





…はずなのだが、あとわずかな所で骸に捕まった。



「行かないで下さい……」


微かな声であたしに訴えかけてきた。


あたしはどうすることも出来ずに、ただ骸の腕の中にいた。

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