短編
緋夜様より質問
緋夜様より質問、誓約の翼より『ハロルドとルーファスが初対面時、互いに抱いた印象』について。
以下、ハロルド→ハ、ルーファス→ルでお送りします。
ハ「灯里がお世話になっている+尊敬するお方らしい緋夜さんより質問らしいな」
ル「緋夜殿。本編では描かれていないから大丈夫だ」
ハ「初対面ねえ……」
ハ&ル『胡散臭いやつ』
ハ「ちょっ……」
ル「お前……。ハロルドはいつもヘラヘラしてただろう?」
ハ「ルファだっていつも似合わない作り笑いしてたくせに。ニコニコ笑って胡散臭いったらありゃしないって」
ル「それはすまないな。俺も最初、お前はバカな奴だと思ってたさ」
ハ「そっちこそ銀狼なんて二つ名つけちゃって恥ずかしい……!」
ル「俺がつけた訳じゃない。それに……光の監視者には言われたくないなあ」
ハ「ダメだ、ルファ。このままじゃ単なる罵り合いだ。正直に言うと、ルファに初めて会った時、影を感じたって言えばいいのかな。シグとは少し違う、だけど。柔和な雰囲気で物腰も丁寧、なのにどこか近寄りがたい。銀狼の名も悪魔と戦う場面を見たら納得出来たな」
ル「それはお前も同じさ。人好きのする笑みを浮かべているのに、決して本心を見せない。誰よりも人懐っこいのに、誰にも心の内を見せない。……あの二人のお陰で良い方に変わったようだが」
ハ「だから何で上から目線!」
ル「勿論、年上だからさ」
ハ「うんうん。アラサーは労らないとね」
ル「俺はまだ24歳だと言っているだろう……」
終わり?
ありがとうございました!暴走してすみません……!
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