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特別企画小説集
続・更新が遅れているよね?な皆の会話@
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アズロ「シェーナさんシェーナさん、怖いんだけど。後ろ断崖絶壁なんだけど。怖いから怖いから」

シェーナ「そう、それは良かったわね」

アズロ「……あのさ、怒りの矛先が違う気がするんだ。君が物申したいのは作者なんだよね?」

シェーナ「そうよ。全く…いつまでセレス本編を止めておくつもりなんだか」

アズロ「……うん、そうだね。進むといいよね。……けど、シェーナさん。何故に作者でなく僕を脅すのかな?」

シェーナ「そりゃあ、遠慮なしに脅せるからよ」

アズロ「………なんだか…嬉しいんだか切ないんだか解らないんですが」

* * *

リゲル「……(あの二人…大変そうだな…。特に崖っぷちの奴…大丈夫なのか…?)」

エナ「おーいリゲル、人に構ってる暇あるのかい? 気遣いも程々にしないと身を潰すぞー?」

リゲル「……何の話だ? お前こそ俺に付きまとう暇があるなら他にやることがあるだろう」

エナ「おおー、これは手厳しい司令官殿だな。……オイラと二人の時くらいは素直になりなよリゲル。じゃないとまた胃をやられっちまうぜ?」

リゲル「……エナ。口調。…気をつけろよ。ただでさえお前の立場は奇異──」

エナ「あら。何か失言が御座いましたでしょうか? …ご心配なさらずともこのエナ、重々心得ておりますわ。場を見てから言葉を発しておりますもの。ね、甘党のリゲル様? 先日こっそり私がお届けした手作りケーキ、美味しかったでしょう?」

リゲル「………あれは……感謝…してる……(ボソリ)」

エナ「はははっ。それは光栄。…ここんとこ根を詰めてたろ? たまには休めよ」

リゲル「大丈夫だ、仮眠はとっている。心配ない」

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