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ひまだったから小説でもかいてみた
げんそーきょーものがたり始(2)
「博麗神社にとーちゃーく!」 
俺は箒から降りて、あたりをみまわす
目の前に神社と屋敷が一つ屋敷といってもそこまで大きくはないが
「普通の神社だな。…そうだ!お賽銭…」
ポケットを漁ると5円玉があった 
賽銭箱の前までいって
お金を賽銭箱に入れると 
次の瞬間 
「?!」
あり得ないスピードで何かが賽銭箱に突撃してきた
「お賽銭♪お賽銭♪〜…ジュル…」
「……あの、ヨダレ垂れてます」
赤と白の巫女服を着た人が賽銭箱に引っ付いている…
びっくりというより
怖っ!

少し対応に困っていると
魔理沙がやってきて
「よっ!霊夢!遊びにきてやったぜ」
平然と声をかける
「あぁ…霊夢ってこの人…」
戦いの相棒とか言ってたから、もっとたくましい人を想像していたのだが
「あっ魔理沙!ほらお賽銭だよお賽銭!2年ぶりだよ!」
2年ぶりって…それまで誰もお賽銭入れてないのか…まあなんか神社の周りは森で囲まれてるし、歩いて来るには長い階段を登ってこないといけないみたいだからかな……
「あー、はいはい、わかったわかった、てかあんたがいれたのか」
俺にむかって聞いてくる 「そうだが…」
「こいつは金が大好物だからお賽銭が入るとすぐにこうなるんだぜ…」
と言って両手の平を上に向けて呆れた顔をする
霊夢がお賽銭(5円だけね)をとりだせたようでたったと神社の隣の屋敷に走りだした
魔理沙もついていく
何なのでついていく
屋敷はまあ霊夢さんとやらの家なんだろう
屋敷の縁側から入っていったので泥棒みたいな感じだった
俺は罪悪感を感じたので縁側に座って待つことにする
下を向いてみると黄色いタンポポが咲いていることに気付いた
風に揺れるタンポポを観察していると
一気に日が雲にかかったように暗くなった
気になって上をみると
目と鼻の先ににまた別の少女の顔が見えた
「おわっ!」
「きゃ!」
ほぼ同時に驚く
少女は烏を肩に乗せ黒い翼をバサバサしながら空中にいる

「「あの…」」
声がかぶって

「…」
「…」

「「どうぞ…」」

声がまた声がかぶり、お先にとばかりに手を相手にむける動作までも同時……

(えっ、何この初めてのお見合いみたいな雰囲気…)
と思って彼女の顔を見ると目があって、そのあと目を思わずそらす
(………真似してんのかな…つうか気まずい!)
とそこで真似してるのかを確かめてみよう
「がおー」
とその少女に向かって飛び付く勢いでジャンプして吠えた
「え?ってきゃゃゃぁー」
と叫ぶ前に逃げればいいものをぼけーっとしてたのかそこにとどまっていて………
もうわかるよね!

自分がその少女のスカートを前からぎゅっと掴んでしまい
,5秒空中に浮かんだ(でも30センチ位)後、足が少女と地面の間の空間を蹴り上げ(鉄棒の逆上がりみたいな感じ?)反動がつよすぎたのか2人の重心は前の方にかかる
少女の翼の力は耐え切れずに
そのまま地面に激突。少女が自分を押し倒す形になり……

「おーい記憶喪失のしょーねーん」
「お賽銭の主〜」
黒白 赤白の2人が縁側に来る

よくあるよね!
こういうの!
なんていうんだっけ?
……そう!死亡フラグ!

「「うわあ〜」」
勿論黒と赤が同時に言う で黒いほうが
「文が押し倒してるだと…」
……え そっち!?
そして 目の前の文と呼ばれた少女が
「し、し失礼しました!」
といってものすごい勢いでここから見える山の方に飛んでいった……

「……」
「……」
「……」

めっちゃ睨まれてんやけど(うわ今日軽く厄日…)

そ・し・て

「……ミルキーウェイ」
「……封魔陣」
魔理沙と霊夢さんから星的な電撃みたいのとお札っぽいけど明らかに紙じゃないものが出てきて俺に目がけて飛んでくる

これが前に言ってた弾幕か……………

こうなると思っていたけどね!



気絶した……………………………………………………………………………………





………
……………
……………………
……………………………
… … … ………
… の   の ………
… …     … ……
……… ワ ………
…………………
……………
………
……


… …
    …チーーーン
「ってまだ死んでなあぁぁぁぁい!!」
無理やり起き上がる
頭がぶつかる

もう箱に入ってんじゃん!!!
「人ってこんなに死にやすかったっけ?」
「いやー霊夢とすごしてたら人間に対しての手加減が分からなかったぜ」
「おーい、だーかーら死んでないからだーしーてー」大声をだすが
「なんか聞こえない?」
「きっと気のせいだぜ」
ってこの箱ってそんな防音性あんの?とおもいっきり箱の上を押し上げる
何故こんな重いしw
ちょっと不安になってきたどうやってか打ち壊せないか?

あれ?気絶する前になんて言ってた?
…なんとかウェイと封魔陣?
〜ウェイはわからないけど封魔陣とは確実に聞こえていた
そこで叫んでみる
「封魔陣!」


ま 起こるわけないけどね
そうだ
あれを想像しながら…
まず星を思い浮べて
「封魔陣!」
……。 

ま 起こんないっしょ

次に札みたいなのを思い浮べる
「封魔陣!」
……。

無理だね………
ん?
なんか体に力がわいてきた
なんか……
「うぉ…よしもういっちょ!封魔陣!」


なんか熱っつくなってきた
次ならいけそう
「封魔陣!」


うぉ_なんか…

みなぎってきたwwwwww

想像してみる
囲うようにひろがる札を…そして
「夢符「封魔陣」!!!」

(あれ?俺今なんつった?)

ズドーーーーーーーーーン
札が展開して一気に箱を打ち壊した

「「うわ!」」
2人は驚く
そして霊夢さんが
「嘘…あれには結界をはっていたのに…」
…って何で棺に結界はって閉じ込めてんだ…
まあいいとしてあの事は言わないといけないな
「あれはごめんなさい。でもわざとじゃないんです、事故です」
すると
霊夢さんは
「まあ今回は明らかに事故ってことをあの天狗からきいたからいいけど、次やったら…」

目が怖いです霊夢さん

「まあいいわ…確かに私達もおもいっきりやっちゃったし……で一つだけ聞きたい事があるけど」
「なんでしょう」
「アレ今使ったのって封魔陣よね、どうしてできたの?」
「い、いやなんか封魔陣!とか沢山叫んだらできたんですよ……」
すると何故か魔理沙が
「ちょっと失礼するぜ」
とか言ってズボンのポケットに手を入れてきた
「ちょ!まっ……」
で何も入っていないはずのポケットから何かの青いカードを出てくる
そこには夢符「封魔陣」とかかれていた
「やっぱりあったスペルカード…」
「あっそれ私の……………でも青い」
と言って霊夢さんは自分のポケットに手を入れて同じような赤いカードを沢山だしてそっから封魔陣とやらのカードをだした
「どこで手に入れたのよ」「さ、さあわかんないっす」
勝手に入ってたし
「……」
「……」
「……」
3人は黙る…
そして魔理沙が
「…多分能力だと思うぜ」「能力?」
俺は疑問に思う
まだわからないが多分人間界からきたし
幻想郷のことさえ知らなくて…弾幕なんてものも知らないで使った…
「それぞれ弾幕を扱う者には能力が存在していて〜程度の能力を秘めているんだぜ ついでに私は魔法を使う程度の能力で…」
「私は空を飛ぶ程度の能力ね」
「俺の能力は……?」
「うーんと そうだ
命名!見た物を自分にコピーする程度の能力だぜ」
びしっとおもいっきり指を向けられた

………カー〇ィ?
まああれは食うか…

とりあえず
「「おーパチパチ」」
とりあえず喜ぶとこだろう
そして
外から5時になる音楽が響いて
「んじゃ帰るぜ 私の家は無理だから霊夢ん家に泊めてもらえ」
意外と律儀だった!
「……は……って 魔理沙箒にまたがんないで 空き部屋はあるけど、さすがに、、ね……」
魔理沙は俺の隣で囁く
「(あそこの棚にある五円玉コピーして霊夢に渡して泊めてもらってくれ)」
いや財布はとりあえずあるから(多分小銭だけだけど)「わかった」
と了承した
そして
百円玉をだして
「霊夢さん泊めさせて下さい」
「いいよ」
早っ!お金に(百円だけどね)食い付きすぎw
というわけで

空き部屋(勿論霊夢さんはいません)を借りて
長かった1日は終わって眠りにつく 
結局寝る最後まであの人は手に百円玉を握り締めてたな、多分寝てる時もだろうけど




……
…………
………………
…………………
そして夢を見る
空間がゆがみ開いて…
でも誰もでてこない
声だけだ
「あなたも来なさい…」
それだけ
そして
開いた空間に

飲み込まれた

まあ夢じゃなくて現実なんだけど 





……つづくかも

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