Heの小説 この頃の日常2 屋上に着くと蝉のけたたましい大合唱が聞こえて来る・・・そして私達はすぐさま直射日光に当たらない影になっている場所を探してそこに座った・・・流石にこの夏真っ盛りの時期に直射日光が当たる場所で昼食を取るのは自殺行為だ・・・気温は常時25度を越え、今年の連続真夏日の記録を更新中である・・・すると覇流が弁当箱片手に・・・ 覇流「それにしても、どうにかならない物ですかね〜この暑さ!!竜也・・・ヘルプ・・・ミ〜・・・プリ〜ズ・・・」 などと汗を額に滲ませ・・・半分溶け掛けながら竜也に絡んでいく・・・ 竜也「・・・しらん・・・我慢しろ・・・大体自然現象を・・・一個人がどうこう出来る訳があるまい・・・」 と・・・竜也は汗一つ見せずいつもの様に無表情で絡む覇流を受け流す・・・ 覇流「いや、正論で返されても!!そこは更にボケるだろ!!な〜水?」 と・・・今度は水に振る覇流・・・ 水「え!!私に振るの!!いきなり言われても、何にも思いつかないよ!!う〜ん・・・美咲にパス!!」 振られたが何にも思いつかず美咲に振る・・・ 美咲「う!私も無理!ごめんね凜!!パス!!」 しかし美咲も同じで最後に凜に回ってきた・・・すると覇流が・・・ [前へ][次へ] |