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竜也の助言
すると久保くんが・・・

竜也「・・・ちょと待ってろ・・・」
と言い近くに有る自販機でお茶とコーヒーを買ってきた・・・それを私と美咲が「ありがとう」と言いお茶の方を貰った・・・ふと・・・誰とも構わず・・・階段に3人で並んで座り・・・夜空を見上げる・・・誰も言葉を発しない・・・多分この緩やかに流れる空間を壊したく無いのだろう・・・しかし夜中の海岸に長く居る事も出来ず・・・久保くんの・・・

竜也「・・・そろそろ帰るぞ・・・」

の言葉でお開きとなった・・・帰りは家まで久保くんが送ってくれるとの事だった・・・

安藤家の前

私は今・・・自分の家の前で久保くんと向き合っている・・・美咲は海岸と私の家の間に家が有るので先に帰っている・・・ふと久保くんが口を開く・・・

竜也「・・・ん・・・表面上は落ち着いて見えるが・・・精神的にはかなり辛いだろ・・・」

私は無言で頷く・・・

竜也「・・・ある程度は自分の力で・・・ゆっくりで良いから・・・整理してみろ・・・それでもし辛くなったら・・・俺や美咲を頼れば良い・・・」

私は又無言で頷く・・・そして久保くんは・・・下宿先の美咲の家に帰って行った・・・

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あきゅろす。
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