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Heの小説
漆黒の海・・・重なる心・・・
凜side

今・・・私は美咲と水無月浜にいる・・・あれから私はひたすら泣きた続けた・・・そんな私を美咲は優しく抱きしめ言葉をかける事無く・・・それが私にはとてもありがたかった・・・今の私に慰めの言葉は只・・・辛いだけだから・・・しばらくし表面上は落ち着いた私に美咲が・・・久保くんを向かえに行こうと言う・・・なんでも美咲の話では久保くんが水無月浜にいるらしいのだ・・・ふと海に目をやる・・・海は漆黒に彩られ・・・まるで私の心模様を表している様だった・・・そんな時・・・私に微かな呟き声が聞こえてきた・・・

???「Igo on a trip sunn day」

と微かに・・・ふと思いその聞こえた場所に目をやる・・・するとやはりそこには・・・久保くんが夜空を見上げていた・・・久保くんの顔は月明かりに照らされ・・・いつもの無表情の顔とは打って変わり・・・どこか哀愁が漂う表情がはっきりと分かった・・・すると後ろから・・・

美咲「ちょと凜!どうしたの?早く竜くんを捜そ」

と話掛けて来た・・・どうやら私は海と久保くんを見たまま立ち止まった様だ・・・すると今度は・・・

竜也「・・・美咲と安藤か・・・俺はここにいる・・・」

と久保くんが立ち上がり自分の居場所を知らせて来た・・・そして私達は久保くんがいる所まで歩き出す・・・

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