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Heの小説
スケッチと赤色
放課後・・・夕日が辺りを照らす中、覇流は1人屋上の給水等の上に上がり物思いにふけていた

覇流「今日の夢・・・毎年この時期に必ず見るんだよな・・・初恋か・・・たった1度“あの場所”で・・・それも名前も聴けずそれっきり」

覇流がそう呟きかたわらに置いてあるスケッチブックに手を伸ばす・・・そこに描かれていたのは“あの場所”の風景と夢に出てきたあの赤いスカートが似合う女の子のスケッチ・・・覇流がおもむろに赤い色鉛筆を手に取り塗り始めようとするがその色が塗られる事は無かった・・・

覇流「今・・・塗ってしまったら、この女の子しか愛せそうにない・・・」

覇流がまた1人呟くその時、屋上の扉がガッチャンと言う重い音と共に開き覇流がそれに目をやはる・・・

覇流「え!・・・」

覇流が一瞬目を丸くする・・・入って来たのは今日転校して来た椿 水、しかしそれにだぶりあの赤いスカートが似合う女の子が見えたのだ・・・

水「うん?そこに誰か居るのかな?」

水が声が聞こえた方に体を向け確かめる

水「あれ君は確か私の席の隣の内海くんだったわよね?」

水が確認するように覇流に聞いてくる・・・

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あきゅろす。
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