Ｈｅの小説
スケッチと赤色③
覇流｢あれ？椿さん！何で凜の事を!?｣
水｢あ、うん！それはね･･･実は凜の家と私の家は従兄弟なの･･･今度ね私の家族が海外に転勤になっちゃったの･･･それで日本に残りたいって言ったらこうゆう風になった訳!!｣
水が少し寂しそうに分けを話す･･･覇流はそれを黙って聞いている･･･そして覇流静かに口を開く
覇流｢寂しい？･･･実は俺の両親もここ数年･･･国内だけど出張で帰って来てないんだ･･･だけど思ったより寂しく無かったな･･･｣
水｢え！何で？｣
覇流の発言に不思議に思い首を傾げる水
覇流｢それは、俺のお隣さん！つまり安藤家だ!!あの人達は俺に良くしてくれたんだ･･･だから君も大丈夫!!ね♪｣
水｢うん!何かそう思えて来た!!｣
水の不安な心境を察し覇流が勇気付ける･･･和やかに流れる２人の空気に覇流が口を開く･･･
覇流｢さ！そろそろ帰ろう！中々いい時間だ！｣
水｢え!?｣
覇流｢ほ～ら！早く！家隣だろ？せっかくだしね｣
水｢うん！そうだね!!一緒に帰ろ～う♪｣
覇流の突然の誘いに驚く水･･･しかしすぐ笑顔になり覇流の申し出を受け楽しく帰宅した２人だったのだった
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