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Heの小説
from me6
2月・・・俺はいつもの様に学校帰り宮下の病室にお見舞いに来て談笑していた・・・この頃宮下の体調が思わしくない・・・宮下の時々見せる苦しそうな姿が・・・何にも助けてやれない・・・情けない俺の心を突き刺す・・・目には見えないが・・・彼女の命が終わる瞬間が刻一刻と迫っているのが様な気がする・・・そして彼女が死ぬ事は・・・自分が死ぬ事より恐ろしいと思っている自分がいた・・・

空「でな、高瀬って奴が・・・」

葵「あはは、そうなんだ〜!」

楽しい時間はすぐ終わる・・・俺は、ほぼ毎日彼女の病室に通い・・・彼女は俺が話す学園の話を楽しそうに聞く・・・これが日常になっていた・・・そして病室に流れる面会終了の案内・・・

空「じゃあ、そろそろ帰るよ!又明日!!」

と・・・手を上げ背を向ける・・・すると・・・

葵「あ!待って!!秋山君!!あの・・・これ・・・」

と・・・呼び止められ、振り返った俺に・・・宮下が有る物を手渡してきた・・・綺麗に包装された長方形の箱・・・その瞬間、俺は呼び止められた意味が分かった・・・今日は2月14日バレンタインデーだ・・・実は密かに期待していたが今まで何も無かったので実はがっかりしいたのだ・・・そして俺はそのチョコレートを笑顔で貰う・・・

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あきゅろす。
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