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Heの小説
from me3
1月・・・正月の小七日も過ぎ数日・・・俺は彼女の病室に来ていた・・・実はあの後、彼女に本を取ってくれたお礼にと、自分の病棟の個室病室にお茶の誘いをされたのだ・・・そして彼女と話をする内に彼女は実は俺と同じ高校の同じ学年の生徒だった事が判明したり、家が意外に近い事が判明した・・・そして俺が彼女にとって高校入学後初めての友達だったりする・・・彼女とのやり取りはこうして見舞いに来きて雑談するか、備え付けのパソコンからのメールが主だ・・・彼女幼い頃から心臓が悪いらしく・・・幼い頃から入退院を繰り返して入ると話していた・・・高校校入学後すぐ入院し、闘病生活が始まったらしい・・・そして彼女の病室が有るのは病院の東館だ・・・入院しない人達はこの意味は殆ど知らないだろう・・・病棟は西館と東館が有り、西館が通常の入院患者が居る・・・しかし東館は・・・極度に病状が重い患者・・・つまり治る見込みは殆ど無い患者や末期で後は死を待つだけの患者がいる所だ・・・何故そんな事を知っているかは・・・実は数年前・・・俺の母親も末期癌でこの病棟で死んでしまっているからだ・・・そんな物思いにふけっていると・・・

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