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Heの小説
from me1
・・・この話は・・・有る街の・・・有る男女の・・・有る恋物語・・・優しく悲しい恋物語・・・

・・・雪・・・雪が降ってきた・・・3月の半ば・・・1人の少年が有る墓前の前で名残雪がちらつく中・・・静かに手を合わせていた・・・

???「・・・久しぶりだな!・・・向こうでは元気にしているか?・・・お前がこっちの世界からいなくなってもう1年・・・色々な事があった・・・そういえばお前がいなくなった日も・・・こんな名残雪が降っていたよな・・・」

少年はそう噛みしめる様に呟き・・・灰色の雲が敷き詰められた空を見上げる・・・

・・・・・1年4ヶ月前・・・・・

???「クシュン!!・・・ヴゥ〜ついて無いな〜まさかクリスマス前に風邪をひくなんてな」

その日俺は・・・風邪をひきとある市立病気に来ていた・・・診察を終えた俺は薬局で薬を貰う為順番待ちをしていたが・・・いかんせん12月の寒い時期・・・俺の様に風邪をひき薬を貰う為に順番待ちをしている人達が待合室にごった返していた・・・それを見た俺は・・・ふぅとため息を付き・・・

???「どうせ、薬の番号待ちはまだかかる、売店にでも行くかな!」

と・・・歩き出した・・・これが・・・自分が背負う運命と出会うとは知らずに・・・

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