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Heの小説
誓い
これが一週間前の出来事・・・そして私は続けてここ一週間の覇流達との事を回想する・・・覇流や水とは何とかやっていたつもりだった・・しかし、周りはやっぱりどこか・・・いつもと違う空気を感じ取ったのか・・・クラスメート殆どにこの結末が知れたらしい・・・比較的、仲の良かった友達に励ましや気遣いをされる度に私は覇流に振られた事を思い知らされて・・・その場で泣き崩れたい気持ちになった・・・だけどそんな時決まって美咲がフォローに回ってくれて何とか乗り越えてきた・・・本当に良い親友を持ったと思う・・・だけどこれ以上迷惑は掛けられない・・・いや、掛けたくなかった・・・また海を眺める・・・ 先ほどより日差しが強くなっており雲がより一層、白く淡く目立つ・・・それに反比例する様に涼しかった風は凪いていき、今度は少しずつ汗が滲んできた・・・そして私は・・・ある誓いを立てる・・・覇流や水の事を夏休みに入るまでに振り切ってやろうと・・・一つの大切な思い出にしてやろうと・・・ そう誓いを立て・・・その場を後にした・・・

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あきゅろす。
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