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プリンセス・ジャック
7
そこは、『冷たい雨と機械の王国』と言われる国。
淀んだ雨雲が空を覆うこの国だったが、そのことを絶望する者はこの国にはいない。
彼らは知っているのだ。
雨はいつか必ず止み、雲の隙間からは日が射す。
その光がどれだけ優しく大地を包むのかを――
雨が降り止んだグレイ・ケイシュ王国は、優しい光に満ちていた。
『プリンセス・ジャック』 完
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