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どこにも人、いないのにぃい!
………はっ、まさか…、
「透明人間!?…現る現るー……ん?これは歌か」
「全く…ミアが大声出しすぎて授業中の人たちもこっちを見てるんですよ」
「えっ、そんなのって…ギャー恥ずかしっ!!」
「今更だよねぇ」
『よぉーミャア、体育かぁ?』
「あ、来たっ!そうなんです、今縄とりにいってるんですっ」
オレンジ羽咋先輩と、関西弁 天理先輩。意外にも2人とも仲良そーなんだ。
オレがこんにちはって挨拶したら2人とも笑って返してくれたしっ!
『なんや羽咋、ミャアって呼んどるん?』
『リューが呼んでたからっすねー』
『ほな、そう呼んだろ』
「わー…ミャア率が増えた!美麻ことミャアですが、お2人はなーんであそこにいたんですかっ?」
「……名前逆だろ…」
もうっ、一々うるさいなー鳳珠は。この際美麻でもミャアでもミアでもみっつんでも何でもいいんだぁあ!!
……え?みっつんはないって?
そうだっけ?
と、とにかく、2人がいたのがちょっぴり…嘘です。
結構気になったの!
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