[携帯モード] [URL送信]
15



みんな下駄箱でオレのこと待っててくれたんだっ!
足速いからもう校庭まで行っちゃってると思ってたから……くぅぅ、持つべきものはお友達!


急いで靴履き替えて、今度はみんなと一緒に校庭に向かった。
もう置いてかれるのはコリゴリだから、鳳珠の服掴んじゃったけどね!



『5分経過…今日はこんなもんか!』


「クマ公センセーッ!今日は何やるんですかっ?」


『そうだなー…長野は何がしたいんだ?』


「え、オレ?うーん…せっかく外にきたから縄跳びがしたいですっ」


「そこは普通サッカーだろ!」



──ヒュ…ッ


「ぅおっと!へへん、今日のオレは一味違うのだーっ」


「「おー」」



後ろから飛んできた鳳珠の手を、お辞儀するみたいに避けたっ!
鳳珠からチッて舌打ち聞こえたけどね、やられっぱなしのオレじゃないんですぅー。


くふふ、もーこれ以上バカにはならないぞーっ。



『縄跳びか…よーし、今持ってくるから少し待っててくれ!』


「いってらっしゃーい!なわとっびなっわとっび 縄っ跳びー♪」


「うわぁミャアご機嫌ー」


「もっちろん!だってオレ、縄跳び好きだもんっ。久しぶりだなー」




[*前へ][次へ#]

15/85ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!