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「盲点ねぇ」
「ギャ、間違えてたっ!?」
『ククッ、悪いな。俺がもう一つもらおう』
「あ…んー…どーぞっ」
武生先輩がもらってくれないのはちょっと悲しいけど。
それにしても…やっぱ赤と緑ってキョーレツ!
オレも染めてみたーいっ!!
ピンクもいいし…青とか!?
あ、脱色して白っていうのも…………ん? 白?
「あれ?そういえば三春先輩いないや…」
『っ…アイツの話しすんな!』
「ひぇっ!?」
『どんな関係だ、あ゙?実はてめぇ春の人間か!?』
『おい武生…』
『黙ってねぇで何かいってみろ!!』
うぅっ…こ、怖いーっ!
いつも素っ気ないなって思ってたけど、あんなもんじゃない!
鬼みたいにギンッて睨んでくるしっ…イチュ先輩いなければこれ絶対服とか捕まれてる!!
なんでぇ…っ…。
「うわぁあんっ、ゃ、だぁあ!」
「み、ミャア!?」
「美麻…っ!」
「怖、よぉっ!おで、なに゙もしてな、のにーっ!!ぅあーっ、リューちゃ、ほ、うすーっっ」
『泣いてんじゃねぇえ!』
「あ゙ーっ、うぁあ゙あっ、…ひっう、オレっが何、した、の゙ーっ!!」
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