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空のお弁当箱を鳳珠に押し付けて、その教室から出て自分の教室に戻った。

………あ゙ーっ!
もー八つ橋渡せなかったじゃん…。



「あれナマモノなのになー…」


「………ミア?あれ…他の2人は?」


「あ、シン聞いてよ!オレのことウィルスとかいうんだよ!?シンはそんなこと思わないよねっ?」


「はい…?何をもってウィルスと…」


「オレはいい風なのにーっ!!」


(全く意味が分かりません)



に゙ゃー思い出したらまたムカってきた!でもシンは溜め息つくだけで何もいってくれないし……あ、もしかしていい風っていったから!?

シンもそう思ってたのかぁあ!!



「くそぅ…東!東はどこーっ?!」


「いいじゃないですか、あんなの」


「よくないっ!だってあと東しかいないし…っ」


『……アイツならトイレだ』


「え?……あ、ヤツォ!トイレ……え、トイレ?分かったありがとーっ」



(っ…余計なことを…)

(へっ、ざまーみろ)



めっずらしくヤツォが優しく教えてくれた。ありがとうっていってから教室を出てトイレに行くと、東がちょうど出てきたんだ。


うわー…眠そう。
オレに気づいてないかも……ぷぷ、ちょっと面白そうだぞ。




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あきゅろす。
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