7
『春と桜に挟まれて巻き込まれることとかないんか?』
「んっ?」
『喧嘩とか仲介とか…あの紫とピンクとも一緒におるんやろ?』
「ほーなんれふ!んく、最近さらにいい感じでっ。もーチームとか関係なしにみんな仲良くなればいいですよね!」
ニコニコーって笑顔でいったら、ちょっと止まったあと天理先輩が爆笑しだした。
え、オレなんか面白いこといった!?
…………うーん…いってないな。今は夢語っただけだもん。
『こらエエ風やのうて変なウィルスやん!』
「あー…かもしれないですねぇ」
「えー何ソレッ!オレは汚くなぁいっ」
「そうじゃなくてぇ、俺たちはぁもうミャアに感染されてるからぁ」
「…………、?」
(ああ、コイツ理解出来てねぇな)
でもウィルスって雑菌ってことでしょ?オレッ…そんな風に思われてたのか…ぁ。
ちょっとショック。
くーっ、こうなったらウィルスらしく菌バラまいちゃるー!!
「ぺぺぺぺぺッ」
『あ゙?!何しとんのやっ』
「うわぁ…結構残ってるのにぃ…」
「へんっ、早く食べないのが悪いんだーっ!!」
「あ、おい美麻っ!?」
「いーっだ!……あ、夜須先輩またっ」
『………』
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!