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 あちこちでおかしな症状を訴えている彼らの手や足元には……見覚えのあるチョコと袋が。

 はい、犯人は隣で目を輝かせているクレイジー野郎でございます。



「雨音、これは…」


「ほっほぅほほほぅ、素晴らしいです弥生くん!こんな一気に効果が分かるなんて…!!」


「…はぁ、どうりであんな大量に作ってたわけだよね。なにこれ最悪帰りたい」


「ふむ、思い出しやした。僕Dクラスにも配りにいかねばならんのです」


「はあ?これ以上犠牲者増やしてどうするの」


「犠牲者とは失敬な!みんな大切な実験体だもんっ」



 …そっちの方が十分ヒドいよね。
 でも雨音いく気満々。
 それにほら、こっちでのことがDまで伝わったら食べてくれないかもでしょ?

 ってことで、みんなの効果を確かめながらDに向かいましょーそうしましょー。
 弥生は放置しましょー。



(僕どうしよ、サボっていいかないいよね)



 緑の袋は異臭を放った。
 オレンジのは女体化。しかもボイン。
 あ、茶色のは媚薬っぽいね。あそこでさっそくおっぱじめてるし!

 雨音だからハァハァなんてしないけどね。むしろほぅほぅほぅほぅ…梟かっ!


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あきゅろす。
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