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 …なんて甘い考えだぜそれは!



「チッ、とりあえずここからひな、」


『『キャアアア新年様ぁあああ!!』』

『『抱いて下さぁぁいっ』』

『『うおお新年抱かせてくれぇええ!!』』


「ギャアアアア!?な、何なんやいきなりぃいっ」



 いきなり走り寄ってきたと思ったら、彼らの目はみーんな睦月を見ていて。
 しかもタチネコ関係なく。
 睦月、物凄い叫び声をあげながら食堂から逃げていきました。

 カラーンとした食堂…睦月の処女が奪われないことをみんなで祈ってやりましょう。



「ナムナムナム…」


「っていうかあれ、前雨音で似たようなことなかった?もう少し控え目だったけど…」


「むむ?………おぉう思い出しました…あれフェロモン薬だ。うはは失敗失敗、分かってるやつ使っちまったぜ」


「だ、大丈夫でしょうかにゃん…」


「…まぁ、たまにはモテるのもいいと思うしうるさいのいなくなったし、さっさと食べて学校いかないとね」



 睦月、ご愁傷様!
 んでもって弥生、周りが静かで嬉しそうだね!


 なんだか上機嫌な弥生に雨音も真似をして上機嫌になり、ご飯を頼んで朝食を食べることに。

 けど…。


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