22 キスをした本人はイタズラが成功したような顔を見せ、2人よりも一足先に寮へ走っていってしまった。 とても色濃かった3年間。 危ない目にもあわされたし、面倒に巻き込まれるのだってしょっちゅうだった。 でも、とてもとても大切な3年間だったのだ。 「寂しく…なるね」 「……せやな…雨音以上の奴なん、もう会えへんやろ」 「いたら引くけどね」 「あー…この3年間、夢見てたみたいや」 水無月雨音という人物は、本当はいなかったんじゃないかと。 ……いや、それはない。 だってその証拠は、みんなの心の中に存在しているのだから…… 2人を除いて "恐怖" という形で、ね? Crazy、しんみりした終わりなんてありえないぜバッキャロー! 「ふははは!会長になったことをお母上に報告せねばっ」 こうしてFoooolに繋がるんだぜENDォオオ!! [*前へ][次へ#] [戻る] |