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 何だかいってることが矛盾している。薄々気づき始めた2人は顔を見合わせた。


 そして雨音がオムライスを3口食べたとき、



『『キャーッ!!』』



 食堂に悲鳴があがった。
 が、雨音は気にせず食べ続ける。



「もしかして…お仲間ちゃう?」


「仲間いうな。……でも多分そう」


「あちゃー…雨音大丈夫か?」


「さぁ…?」



 声が波になって近づいてくる。それにはさすがの雨音も顔をあげ、そちらをみた。

 人が割れる…。



「あ、会長」


「あ゙あ!?誰だてめぇ…勝手に呼ぶな腐る」


「皐月、初対面にそれは失礼です」


「え、さっちゃん?」

「あ゙ぁん!!?」



 今日の入学式で挨拶をしていたその人、週間皐月が雨音を睨みつけた。
 何回も染めたであろう茶色の髪は傷んでいて、金色のカラコンをしている。雨音よりも30cmも背が高い。



「おい弥生、んだこいつ」


「ああ、編入生の水無月雨音。…資料とかなかったんですか?」


「見てねぇ。まさかこんなオタクとはな」



 フンッと鼻を鳴らして見下す。
 周りも同じようなことをした。





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あきゅろす。
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