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「んぅ…キャ、うーちゃんから初チッス」
「っ──!!///」
「おい雨音、俺の部屋に来いよ…もっと気持ちよく、いや、もう待てねぇ。今ここでしてやる」
「……あ、そういえば…くはは、卯月と皐月と閏、間接キスですな」
「は…!?」
思考がストップした閏は置いといて、理性なんてもとから持ってないに等しい皐月は、雨音の白衣を脱がしていた。
だがまさかのカミングアウトに手が止まる。……え、今なんて?間接キス?…卯月、と?
──ぐぅぅ
「あ、僕はお腹が減りました。なのでお先に失礼します」
──ペコッ、ダッシュ!!
間接キスの相手にショックを受けた皐月。2人とも動かないし、お腹空いたから部屋に帰ることにした雨音。
2人が動き出すころには、雨音の姿は見えなくなっていた。
(つか…何だったんだ。ありゃセックスしたとき以上に何かヤバかったぞ……やべぇ、どうでもいい。もう一度セックスしてヤり殺してぇ)
自分の欲には素直なさっちゃんでした。
……閏は…うん、理性とスッゴく戦ってるよね。偉いエラい。
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