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「あまっ…雨音ウケる…っ!!」
「え、変なこといったかな?そりゃ失敬」
「くはははっ!あーもーアカンッ…くく、好きやー」
「ありがとー。僕も笑い転げる関西弁好きー」
メガネがあるため口元だけニッと笑い、席についた。その様子にクラスはついていけない。
だが霜月は…、
「俺はホストじゃねぇ。いいか、どんな格好していてもいいが俺に迷惑はかけんな」
めんどくさそうな顔で出ていった。
今日はもうお昼だ。睨みよりも変な視線を浴びながらクラスを出る。
「あ、弥生」
「ねぇ、今霜月先生すっごい溜め息ついてたけど…何があったの?」
「教えへんわ、あないにオモロイこと」
「ん?何が、あったの?」
「ひっ……」
黒いオーラがちょっぴり。睦月は怯えながらそれを話した。
同時につく学校の食堂。
「おーひろーい!!」
『『キャーッ新年様よっ』』
『『別離ちゃん可愛いです!』』
『あのオタクなに!?』
『キモイ、消えろっ』
『そんなやつに近づかないでぇ』
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